ホテル・旅館のシニア採用、施設管理の内定が急増 – シニアジョブ調査
シニア専門求人サイト「シニアジョブ」を運営する株式会社シニアジョブは、ホテル・旅館におけるシニアの内定状況に関する調査結果を発表しました。過去の調査ではほぼ皆無だった施設管理の内定が大幅に増加し、フロント業務と合わせて全体の約6割を占めるという結果が出ています。
背景:人手不足とシニアの多様なスキルへの期待
ホテル・旅館業界では、慢性的な人手不足が続いており、シニア層の採用が積極的に行われています。従来の調理や清掃といった職種に加え、施設管理という新たな分野でシニアの経験と知識が求められるようになったことは、業界におけるシニア人材活用の幅が広がっていることを示唆しています。特に、建設業や製造業などで施設管理経験を持つシニアにとって、ホテル・旅館は新たな活躍の場となりそうです。警備業界においても、ホテル常駐警備の分野でシニアの採用が進んでおり、今回の調査結果は、警備業界とホテル業界の連携強化の可能性も示唆しています。
70代でもチャンスあり? シニア採用の現状
今回の調査では、施設警備の内定者の平均年齢が70.5歳と高く、70代でも就業の機会があることが明らかになりました。また、求人の約9割が「経験不問」「資格不問」であり、スキルよりも意欲や人柄が重視される傾向にあるようです。一方で、応募から内定までの期間は平均17.6日、平均応募件数は4.4件と、他の職種に比べてやや時間がかかる傾向にあるため、複数の求人への応募を視野に入れることが推奨されます。
警備業界への示唆
今回の調査結果は、警備業界にとっても重要な示唆を与えます。ホテル・旅館における施設管理の需要増加は、施設警備のニーズ拡大にもつながる可能性があります。シニア層の豊富な経験と知識を活かし、安全・安心なホテル運営をサポートする役割が、今後ますます重要になると考えられます。